冷凍庫実験 #01

車載冷凍庫とドライアイスを使った簡単な実験を実施しました。ひとまず、低温試験ができるような環境を自作できるのかを検証することが目的です。

今回準備したのは、-22℃まで冷える車載冷蔵庫と、ドライアイス(2Kg)、アナログの温度計です。

車載冷凍庫は、2時間ほどかけて-20℃を前に下げ止まり。ドライアイス2Kg を入れてから急激に冷えて1時間経たずに-35℃前後まで下がったものの、そこから冷えず。

今回、車載冷凍庫の温度計はエラー表示になってしまったので、信用できる正確な温度計が必要。ちなみに、今回使った温度計はAmazonでとりあえず見つけてきたもの。安いものは低温が測れないものが多いけど、これは -50℃対応とのことだったので買ってみました。(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FHU9D6)誤差±1℃とのことなので、この実験をするには問題はなさそうですが、グラフを作ったりするならば、やはりデータで残せるもので信頼できるもの(高価でないもの)が望ましいです。

次回は、車載冷凍庫ではなく、発泡スチロールの箱とドライアイスだけを使うことに決定。

少し検索してみると、北海道の観測史上の最低気温は、明治35年(1902年)1月25日、上川測候所(現在の旭川地方気象台)で記録された-41.0度で、これは日本最低気温(富士山頂より低い)のようです。

というわけで、-50℃を目指して、冷凍庫(自作極限環境/自作耐用試験環境)を作っていきたいと思います。

ドライアイスを入れた図。なんとなく入れておいたロガーは最終的に正常に動作していませんでした。
この日の最低温度